もの思う葦【文学編】の最近のブログ記事

汀にて―王国記〈3〉 (文春文庫)
花村 萬月
文藝春秋
売り上げランキング: 245068

みぎわ、と読むのだよ。

休暇をとってキリシタンの小説を読んだ。

おいしいフォアグラと大根は食べなかった。

ブエナ・ビスタ―王国記〈2〉 (文春文庫)
花村 萬月
文藝春秋
売り上げランキング: 252677

3かいめ。

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉

心おだやかになるのは、暴力(とセックス)。

数年ぶりに、ひつこく、また、ゲルマニウムの夜を読み返した。
「読もう」と小説をひらいたのは転職後初めてかもしんない。

きっと色んなことを忘れてばかみたいに働くことが出来た時間を過ごしてたんだろうなあ。

静かに、暴力(とセックス)を、神の目線で、見ていると、心が、おだやかに、なることに、おどろいたー。
つーか、そういうことをわすれてた。わすれてた。わすれてた。

そういえば最近梅干サワー飲んでないなあ。

つきづきの彩り

世の中には様々な視点があり、その眼差しの角度によって人格の方向が決まるんだろう。

ピエの”つきづきの彩り”は、そういう俗な世界と平行して在る日本の自然を見せてくれる。
冬は寒くて白、夏は暑くて緑。
当たり前の事に安らぎを感じるようになったのは、老いのせいだなー。

つきづきの彩り:旧暦二十四節気に見る美しい日本の風景写真集
日本の繊細で美しい風景の彩りを写真集にしました。季節を旧暦の二十四節気に分けて、日本独自の季節にまつわる言葉を添えて紹介します。

惜春

”想像を絶する”という言葉は、マインドの屋根を突き破り自分にとってアブノーマルな現実が突きつけられた瞬間に良く合う。

良い意味では一大センセーショナル!であるがほとんどの場合は悪い意味。理解が出来ない、という時におれは使う。理解が出来ない、とは自分自身がそれ(対象)を理解できるという事を前提とした発想であり、おごりたかぶった発想と言える。

花村萬月”惜春”は最近のお気に入りである三軒茶屋のTsutayaで購入。(三茶のTsutayaはGoo)
萬月にしては実に尻切れトンボ(他に例を挙げると村上龍の314YardP4とか)な作品ではあるが、”現実を受け入れる”、それが例え自分にとって”不利であっても”ということを教えてくれる。

Shit.

惜春:花村 萬月

雲の影―王国記〈4〉

待ちに待った花村萬月の王国記シリーズ#4”雲の陰”が文庫化。
雲の影を読むために王国記シリーズを1巻から再通読後、熟読そして読了。

宗教や倫理の向こう側の正義、セックスは暴力を奪い、支配すれば被支配者に怯える。
そして、勃起だけが興奮では、無いのだ。
きんたまが縮み上がる位の興奮が、在る。

こんな作家と同じ時代を生きている悦びを感じ、そして、打ちのめされた。

雲の影―王国記〈4〉

NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2006年 06月号 [雑誌]

ナショナル ジオグラフィックの6月号”ドイツの祭典”を熟読。(同月刊誌を先月から購読中)
トルシエの通訳だったダバディの寄稿に納得。

”部活動からの脱皮” というタイトルにて日本サッカー及び日本社会を”部活動”と皮肉り、
”監督(上司)の言うとおりには動くが、言われたこと以外はしない”
”しかし中田英寿という革命児が現れた。彼は自分の目で見て、自分の頭で考える。”

うーむ、ダバディ。その通りだ。こないだのオージー戦もゴール前でパスだす小心振り。
日本では自分の考えで動けば頭叩かれるもん。自主性の無さは毎日の労働で味わっている。

中田!
地元で暴力事件発生!さすがお野菜が食べれない、愛すべき同い年。
おれは頭叩かれすぎで若干ぼけ作気味だけど、オールレーズン食って意地悪なくらい速くセクシーなパスを出して下さい。

NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 2006年 06月号 [雑誌]

NYのおさんぽ

一日寝ていた。

週末帰り際、信頼できる同僚Mさんがクサクサしてるおれを心配し「そういう時は睡眠。とにかく寝てみなよ」と言ってくれたからだ。

朝起きて二度寝、昼過ぎに起きて更に睡眠。次に起きた時は夜だったのでビールを開けた。妙な爽快感があり外にでたくなり本屋へ。

欲しい本が売り切れであーあと思っていた時に見つけたこの本は好きなNYを可愛くわかりやすく写真で見せてくれていたので購入。

ああ、そろそろ旅にでないと、なあ。

NYのおさんぽ:竹書房
そびえ立つ摩天楼、駆け抜けるイエローキャブ、ギラギラのネオンサイン…・。マンハッタンは大都会だけど、住民の生活はしっかり存在している。また、いろいろな国からやって来た移民が、混在して作り上げる街…。

金閣寺

実は去年の暮れ、大晦日に読破していた金閣寺。ひと月以上経った今でも印象に残っているのでPostしとく。

人間って日常色々な事を考えたり感じたりする訳だが、あきらかに考えすぎ感じすぎのヤツっていて、そういう輩は脳みそフル回転で興味ある事柄にぶつかって行くので、パワフルだけどタチが悪い。で、色々騒いだ挙げ句、結局平凡な回答に辿り着いたりして。

ラストが印象的な作品はいくつかあるが、金閣寺のラストは絶品。シュール!シュール!シュールな夢を見ていたい。

生きろ!

金閣寺:三島由紀夫 新潮文庫 ISBN: 4101050082

仮面の告白

自分でも意地悪だなあと思うときがある。

”仮面の告白”における分析は、あまりに重く、あまりに的確で、まるで砥石のように心を鋭くさせるので、疲れた。けど、ページはめくる。ある程度まで読むと休む。休むと色んな思いが頭をぐるぐるぐるぐるまわり、いつの間にか自己批判してたりする。

文中、最もぐっときた一節は、心理分析の入る余地の無い肉体的直感を表した以下描写。

私は彼女の唇を唇で覆った。一秒経った。何の快楽もない。二秒経った。同じである。三秒経った。- 私には凡てがわかった。

仮面の告白 : 新潮社 ; ISBN: 4101050015

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちもの思う葦【文学編】カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはもの思う葦【ビジネス編】です。

次のカテゴリはもの思う葦【旅情編】です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01